成長のために大切なことと成長曲線
本格的な内容に入る前に、なぜFXが”勝ち組は1割”になってしまうのかということ
FXで躓いてしまうところについて皆さんに事前に知っていただいて、これからの成長をより加速させていきたいと思います。
なぜFXは1割しか勝てないの
FXというゲームの勝ち組はよく”1割”であるといわれます。
それはなぜか。
まずこの原因としてFXが”ゼロサムゲーム”であるという点です。
ゼロサムゲームというのは
ゲームの理論のモデルの一つ。参加者全員の得失点の合計が常に0になる方式のゲーム。
参加者の得失点の合計が常に0になるということは誰かが多く得点した(利益を出した)場合に誰かが失点をしている(損失を出している)ということになります。
つまり、
FXの本質はお金の奪い合いなわけです
しかもこのゲームの参加者は個人投資家はもちろん、これが生業のヘッジファンドと呼ばれる投資のプロ集団や銀行、証券会社、金融機関、投資信託などの機関投資家、これらのような「投機筋」と呼ばれる人間や、実際のビジネスで為替取引が必要とされる「実需筋」と呼ばれる企業などなわけです。何なら国もそうです。
そんな聞いただけでも寒気のするような戦場に何の知識もなく
簡単なんやろ?稼いだろ(^。^)y-.。o○
と誇大広告に騙されたカモが参入、あえなく退場、そして
「FXなんかギャンブルだから(^ω^)」
と、ここまでがワンセットだと考えています。私はこのように騙されてしまった人達も含めての”1割”だと考えています。
ただそれでも全体の参加者の人数に他する比率で考えると”1割”という数字が少なく感じてしまうのも事実です。ではほかの9割がなぜ1割に入ることができないのか。
私はこのようになってしまう原因の一つに”FXは自分の成長を感じにくい”ということがあり”1割”に入る前に挫折してしまうということがあると思います。
FXの勉強っていわゆる座学というよりスポーツや芸術みたいに正解のない世界なんですよね。
やることの決定からその責任もすべて自分にあります。スポーツでいえば相手より点数を多く取れば勝ちで、FXで言えばトータルで利益が残れば勝ちじゃないですか。
じゃあスポーツでは点数で負けたら最悪な試合なのか、勝ったけど内容が散々だったのか、とか点数じゃはかれない部分がありますよね。
FXをしていると損切りをしたらいかにもすべてが間違っているように感じてしまうことがありますし、何なら勢い余って変なポジション取って全損なんて可能性も。
そんな不安の中ポジションを取れば目の前で自分のお金が増減する。こうなった時に損をしたくないし損切りになりたくない。このように思ってしまうのは人間としては至極当たり前ですよね。
お金が減るのが嫌なのはわかりますが、トレードの最中にお金に対する感情が出てしまうのは、スポーツで言うと得点板を見ながら試合をしているようなものなんですよね。
そんなことしてたら監督に怒られて当たり前ですしトレードなら結果が出なくてもしょうがないですよね。
トレードにはそのような感情は不必要です。
トレードは内容にこだわることが大事なんです。
どんなにテクニカルを極めても勝率100%には絶対ならないし、損失を割り切れるないとやり切れない喪失感でトレードをやめてしまうことになりかねません。
ただそれきっかけでやめるのが悪いという話じゃなくて今までトレードの上達にかけてきた時間や情熱はどこに行ってしまうのかということです。相場で大切なことは”まずは生き残り続けること”ですし、そこに加えて自分の性格や傾向に対しても向き合いながらベターを見つけないといけません。
今稼ぐことを捨ててトレードの技術向上を目指す。
こっちの方が近道になります。自分の中にしっかりした軸がないと利益が積み重なっていきません。勉強代と割り切れるくらいの額でしっかり増やせること、何度も増やしたという実績を作り自分に自信を持たせることが軸を作ります。
正しい技術の習得を目指すこと。
内容にこだわり自分の成長するであろう方を選び続けること。
努力は習慣化されてしまえば努力している自覚すらなくなります。ただ、努力量に比例して上手になるというわけでもないのが厄介なところでもありますが、最初の一歩さえしっかり踏み込めればあとは慣性の法則でよりよい方向への進歩が止まれなくなりそうですね(*'ω'*)
成長曲線
FXは成長を感じにくい、焦らずに技術にコミットすることが土台を作るという話をしてきました。
FXはさまざまな概念を個別で学び最後にそれを統合して複合的に分析しなくてはなりません。各概念もそれぞれ有用ではありますがそれ一つでは万能ではないし、何を見るのに適しているのか、自分と相性の悪い概念などもあるかもしれません。
このようなたくさんの引っ掛かりポイントのおかげ(?)でFXにおける成長曲線は以下のようになっています。
初めのうちに様々な概念をひたすら自分の身に着けていき、それらを上手に合わせられて初めて突き抜けます。逆に言えばいくら時間を費やしても多少の掛ボタンの掛け違いで突き抜けられないということも発生してしまいます。
まあぶち抜けるときはそれはもう派手にドーンとくるわけですが。( *´艸`)
ドーンが早く来るためにも検証を行い、継続的に自分の頭でこねくりまわしたり、言語化、自分のトレードを哲学することが大切になるのですがその辺はまた別の記事で書きます。
以上で終わりたいと思います。読んでいただきありがとうございました(^_^)/
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